AIに頼むときの言い方のコツ。「なんとなく」をやめると、答えが変わります
AIが調べてフルタが確認
「AIに頼んでみたけれど、ありきたりな答えしか返ってこない」。そんなときは、AIの性能よりも、頼み方で差がつくことが多いです。
人に仕事をお願いするときと同じです。「いい感じにお願いします」だけでは、相手も困ってしまいます。AIも同じで、材料と目的が分かるほど、こちらの意図に近い答えを返してくれます。
今日から使えるコツを、5つにまとめました。
1. 「誰に向けて」「何のために」を最初に伝える
まず、目的と相手を伝えます。それだけで、文章の方向が定まります。
京都の美容室のホームページに載せる、あいさつ文を考えてください。読むのは、初めて来店を考えている30代の女性です。不安をやわらげて、気軽に予約してもらうのが目的です。
「あいさつ文を書いて」だけで頼むより、ずっと使える下書きになります。
2. 材料を渡す
AIは、お店のことを知りません。分かっていることは、そのまま渡します。
- お店やサービスの特長
- 実際にあったお客様の声(個人が特定されない形で)
- 数字(開業年、年間の件数など)
- 使ってほしい言葉・使いたくない言葉
「それっぽい文章」ではなく、「自分のお店の文章」に近づきます。
3. 形を指定する
文字数、箇条書きにするか、口調(です・ます調かどうか)まで、決めておきます。
200文字程度、です・ます調、専門用語は使わず、最後に一文で予約を促してください。
あとから直す手間が、かなり減ります。
4. いきなり完成を求めず、段階に分ける
一度に仕上げようとせず、順番に進めます。
- まず、案を3つ出してもらう
- 気に入ったものを選ぶ
- 「この案を、もう少しやわらかく」と、直してもらう
人との打ち合わせと同じ流れです。途中で方向を変えられるので、失敗しにくくなります。
5. 最後は、必ず自分の目で確かめる
ここが、いちばん大切です。AIは、自信ありげな文章で、間違うことがあります。
特に、次のものは、そのまま使わず、必ず確かめてください。
- 数字、日付、金額
- 固有名詞(お店・人・商品の名前)
- 法律や制度に関すること
- 他の文章に似ていないか(ネットで検索して確かめると安心です)
AIが出した文章は、あくまで「下書き」です。自分の目で確かめて、はじめて「使える文章」になります。
まとめ
- 1. 誰に・何のため:目的と相手を、最初に
- 2. 材料を渡す:分かっていることは、全部
- 3. 形を指定:文字数・口調・構成
- 4. 段階に分ける:案 → 選ぶ → 直す
- 5. 自分で確かめる:数字・名前・日付は特に
「何から頼めばいいか分からない」という段階でも大丈夫です。AIの使い方で迷ったら、まずは雑談のつもりで、ご相談ください。